sungenのイラスト練習ブログ

デジ絵練習や小説関連のブログです。オリジナルWeb小説のイラストなど。二次絵は刀剣乱舞がメイン。




noteで出そうかと思ってた、話の作り方の草案。

今日はちょっとすぺしゃるな記事も蔵出しします。

noteで出そうかと思ってた話の作り方の草案です。

結局note使わないことにしたので、まあいいか、という事で出します。

※恥ずかしくなったら消します!!!!

 

文章の書き方って言うよりは話の作り方って感じ。

まだ半分しか書いてないので肝心の話を作りのテクニック的なところまではいかない…。あまりに恥ずかしいのでもうこのくらいでいいんじゃないって気になってる。

まあ大した事無い人が言ってる戯れ言だと思って下さい。だって私ただのアマチュアだし。プロの方の言うこと参考にするのがいいと思います(^^;)

 

noteで出そうかと思った話の作り方の草稿

まず始めに。
私の小説は、きっちり技法や文章テクニック等を考えてオシャレに書いている物ではないです。実力?何それ状態。

公募なんて出す気も無い。文字制限なんて知らない。
縦書きの文章ルールは本にするならその時直せば良い。
ただ書きたいと思って書いている。そんな感じです。


ここに書いてある事は、だいたい漫画、小説界隈で良く言われている事ですが(^^;)

どちらかというと例とか漫画っぽいかも。

私自身が色々やってみて、こうしたら失敗する、そういう時はこうするといい、という実感が伴っているので、もしかしたら参考になるかもしれません。

 

公募用でない文章を書くときには、文章以外の目的が必要だと思います。
でないと途中で、大変だし書かなくてもいいんじゃない?ってなるので…。
文章(小説)はものすごく沢山あるので。別に自分が書かなくても良いんです。
好みの作品を探して読めばいいんだから。
世の中には、自分よりはるかに上手い方の作品がごろごろしています。アマチュアの方でも、プロの方でも。
だから別にプロになりたい、と思っていないなら無理に書かなくても良い。
創作は基本、生活には不要ってのが私の考え方です。
本当に。やるもんじゃないです。時間が勿体ないし、生活する上で本当に困ったことが沢山起こる。
まず自分が文章書いてどうしたいのか、そういうのを考えておくと、もう面倒!続き浮かばない!ってなったとき何とか頑張ろうって気分になります。多分。

でもきっかけは衝動でいいと思います。というか、やりたい!書きたい!って気持ちがないと始まらない。それがあれば誰でもできます。時間をかけることができれば…。

 

 

〈■頭の中にある物語を形にする方法■〉

① 主人公の性別を決める

…これが一番重要です。
色々なキャラが浮かぶと思いますが…。とりあえず主人公の性別を決めよう。
どっちもいいなぁ、両方キャラ作っておこう…とか思わないように!男か女、どっちかに!
まあ中性、人外、神様、妖怪っていうのもありますが。それがいいならそれでいいので、とりあえず決めて下さい。見た目が女か男か決めるって感じかも。
動物主人公ならべつにいいですが、そういうの設定が面倒です。
私達は人間なので主人公は人間が楽だよ…。

 

② 主人公の年齢を決める(仮で)。そのほか主人公の設定を雑に決める。

主人公が学生だったら、現代ものになりますし。
外見がファンタジーな主人公だったら、そういう舞台がいいんじゃないでしょうか。異世界転生はお手本が沢山あるのでその通りにして下さい。

 

ここであまりキッチリ主人公を考える必要は無いです。設定詰めすぎると後で困る。
だいたいこういう性格の主人公が格好いいなぁ、とか主人公がこんな女の子だと可愛いなぁとかそういう感じで。
大ざっぱにクールとか、熱血とか、お人好しとか。ツンデレとか、優しいとか。それでいいです。

ちなみに私は主人公の血液型を最初に決めてます。
血液型は根拠のない占いって言われてますが。これ楽ですよ。だいたいの性格のパターンが形成できるので。
星座占いとかも使います。とても楽。もちろんこういう性格、っていうイメージがあったらそれを優先すればOK。
(こんな感じで、って適当にキャラを作って、後から血液型や星座当てはめることも結構あります)

 

③主人公の名前を決める。

これは頑張って考える。こいつ、あいつ、だと話や設定考えるときに面倒。
せめて名前だけは。
これだ!ってのが決まらなかったら、先に④でもいい。


④舞台設定を考える。

舞台設定。単純に現実世界か、そうでない創作世界(ファンタジー)か。
歴史物か。学園ものか。
あとは過去か未来か現代か?
くらいでいいです。とにかく、どれもいいなぁ、って思わず決める事が大事!!
でないと進まない…。
選べる人になろう。

 

⑤ついでにジャンルも考えると良い。
恋愛ものなのか、ギャグなのか、シリアスなのか、シニカルなのか。ミステリーなのか。
…なんだこの例は…。
自分が書きたいジャンルでOKです。

学園物は、そもそも学園物(たまにおおざっぱに箱物とも言う。学園物とか軍隊予備生物とか…?新撰組ってそういえば箱物なのかもしれない…。もしかして入学~卒業まであるのが箱物…? あってるかは不明だけど)という一つのジャンルなので、これを書きたい場合は先に学園物を書くと決めておかないと、どうしようもないです。
その上で、学園ラブコメなのか学園恋愛なのか、学園ギャグなのか、学園ミステリーなのか決めるって感じ。
あと、ハリーポッターのようなファンタジー学園物っていうのもあります。
魔法学園ルナとかも。例が古い…。
その場合もその学園で何をするかは早めに決めた方がいいと思います。友情物、日常物、教師物、とかいうのもあります。
GTOとか、ごくせん(すみません例えが漫画ばかりで)とかは学園物の教師物ですね。

バトル物ってのもあります。この場合は純粋なバトルのみか、バトルでも恋愛主体かとか色々。もちろん書いていくと様々な要素が入っていきますが、こういう感じで、というのは多くても二つくらいに絞った方がいいと思います。書きたいことが多いとストーリー作りが面倒なので。ジャンルと、テイスト、みたいな感じで。

 


舞台  ジャンル1 ジャンル2(←ジャンル2はテイスト、雰囲気と言ってもいいかも)

現代物 ミステリー シニカル
未来物 ミステリー (?)…ジャンル2は決まらないなら決めなくてもいい。決まらない場合はそのまま、ジャンル1の持つイメージを使いましょう。

ミステリー=シリアスな感じ、とか。自分が思っている雰囲気でいいです。恋愛物=ピュアな純愛とか。
歴史物 学園ものミステリー 恋愛主体
現代物 ギャグ
現代物 バトル物 
ファンタジー バトル物

 

など、とりあえず決める事が大事。
もちろん主人公の設定も思い出してあげてください。
舞台設定に合わない主人公を使う場合は理由が必要です。
転生したとか。タイムスリップしたとか。
この辺をテンプレでやるとライトになって、作り込むと重くなります。(※書くのが重くなる=設定作ったり書いたりするのが大変になるって感じ)
主人公がここにいる理由を作り込むと上手く主題やストーリーに入るまでに時間がかかる場合があるので、導入やバトル等の主人公の活躍や仲間との出会いを先に済ませて、設定はその後で書くって方法もあります。
仲間との会話で「実は俺は~」的な。これは普通によくある。
実は〇〇でした!みたいな感じでラスト前に明かすのもよく使われる手法だと思う。
おっと脱線。この辺はストーリーの事なので、まだ考えないでOK。

 

⑥なんとなく主人公の外見を考える。
なんとなくこんな感じ、って言う感じで。髪型とか体形とか顔の雰囲気とか。

女性ならスタイルもなんとなく決めておきましょう。スレンダーなのか巨乳なのか。

迷ったら美形、美少年、美少女にしておけば、よほどどうしようもない性格で無いかぎり…。場合によっては性格悪くても…? 自然と読者が付きます。

感情移入型のハーレムもの(男性向けラノベ)だったら、普通の外見の男の子にした方がいいのかな。
ちなみに逆ハーレムでも今は多分ヒロインは美少女が多いと思います。

迷ったら美形。これは鉄則だと思っている…。どうせ見るなら綺麗な方がいいし。


これは例外もあってですね…。ストーリーに自信がある場合は別に癖のある外見でも大丈夫です。鬼太郎とか、銭ゲバ的な…。
無骨で超ハードな設定なら、下手に美形でない方が映える場合もある。

 

ハーレム物とか、感情移入型の話というのは要するに滅私です。
自分の主張(=主人公)をつぶして、読者の好みに合わせるという。
誰しもかっこよくありたい、綺麗でいたい、人より秀でたい、っていう思いがあります。
なので、かっこわるい(凡庸な)主人公を書く。これは…よほどの鋼メンタルか、心底そういう展開が好きでない場合はかなりしんどいです。
ただ、主人公に自己投影できるタイプの作者さんならこれをサクッと自然にやってしまったり。
作者さんのリアル外見が云々ではなくて、自分の視点を主人公にあわせて書けるか、考えられるかという事だと思います。
自己投影ができるタイプだとしても、外見が普通な主人公を書くというのは中々根性がいると思います。
何より、自分が主人公を嫌いでは書けない。

凡庸主人公の場合は、頭がいい、優しい、などどこか秀でた設定を持たせて好きになるか、あるいは……主人公は捨てて、ヒロイン、イケメンに全力を注ぐかです(^^;)
このやり方をしている方も、そこそこいるかもしれない。

 

自分がどういうタイプなのか考えるといいかも…?
これは主人公の性別決めて、自分がどういう話を書きたいか、と考えてみると分かります多分。
これは絶対書けないって思ったら、あえて挑戦するのはしんどいのでやめておいた方が楽です。短編、中編くらいならいいけど。長編だと確実に精神が病みます。
つまらないし筆も進まない。
よっぽど今はこれを書かないといけない、とか練習用にやってみよう、とかでないと詰む。

私は女なので、ハーレム物は書くの無理かなって思います(^^;)
ハレーム物読んでもそんなに萌えないし。
主人公が美形か、バトロワみたいな話なら…いやそれは微妙にハーレム物ではない気がするし。それってハイスクールオブでっと。
異世界転生ものは、楽と言われますが、主人公がはじめに死んじゃうのが面倒だなって思います。
いちいち現世の因縁を背負ってしまうよりも、ハイファンタジーの方が楽じゃない?
(これは逆を言うと、よく言われている設定の手間がない、って事になります。逆ハーレムものの異世界&過去トリップなどもこれ。どっちがいいかではなくて、もはや何が好きか、って感じだと思います。読むんじゃなくて自分が書くとなると余計に。創作するときは自分の趣味嗜好から目を背けることはできない……)

そういう感じで無理な場合は自然と拒否反応が起きます。

 

ちなみに…抜け道として、普通の外見、と言っておきながらイラストは美形、っていう手があります。
が、文章だけの場合は伝わりにくいので使えない。

 


⑦設定を考える前に、コンセプトとテーマを決める。

これねー。よく言われるけど、本当にわけわかんないんですよ。

コンセプトっていうのは
こういう感じにしよう
って事で。

テーマってのは
作品で言いたいことです。

この辺の解釈はそれぞれだと思うのでがんばって下さい…。
私は昔、これがサッパリ分からずスランプになりました。
なので気にしない方がいいと思います。無くても書けますが無いと迷走する原因にもなる……。
ただ別にラノベやラブコメとかなら無くてもいいかも。
テーマは無いと主張が弱くなっちゃうのであった方が楽です。
ただあまりテーマを全面に出し過ぎると、作者の性格、考え方がバレます。
そこが物語の魅力でもあるのでお好みで。

 

例(ただの例です)
コンセプト
バトルをかっこよく書く。ジョジョ風。

テーマ
愛は世界を救う

 

こんな感じです。
これを考えるのが一番大変。私はお前達にこれが言いたいんだ!!伝われ!!というのは物語を書き進める原動力になる物です。
あえて作中で何度も叫ぶ必要はありません。キャラに心の中で思わせたり、セリフとして言わせる必要も別に無いです。別に言ってもいいけど。
繰り返しの主張が激しいと、「ああ…この作者これがそんなに言いたいのか…ぶっちゃけうっとうしい…」と思われたりもします。
逆に開き直って何度も叫んでもよし。この辺りは自分の好みで。

 

⑧主な脇役を考える。

ストーリー上でヒロインが必要なら、ヒロインを。ヒロインがいらない場合は、脇役を色々考えます。
主人公はとりあえず置いといて、登場人物を
・仲間
・敵
に大ざっぱに分けます。

 

※学園物の場合
・ヒロイン(または男の恋人予定のキャラ)
・主人公の友達(+話によっては恋人予定のキャラの友人がいてもいい)
先生
くらいでいいです。


家族もので無い限りは、家族は出さなくてもいいです。
主人公のキャラ説明として家族を出す必要があるなら、家族構成も考えておく必要があります。

 

メインとなる主人公周りの脇役(仲間や友人)は、あまり多いと使い切れない&書くのが大変なので、一人か二人。多くても三、四人くらいまでにしましょう。
あまり多いと、掘り下げも浅くなるし、読者の人が覚えられません…。
必要に応じて足して行けばいいです。

でも登場人物はきちんと扱えるなら何人出してもいいです。

余っても後でそれなりに使えたりするので考えたキャラは大切に。

軽率に作中で永遠におやすみ(天国行き)をさせちゃ駄目ですー。

 

クラスもの、バトロワみたいな話だと始めに全員考えておく必要がありますし…。
モブって感じで名前無しか名字だけで、一瞬で死んじゃうってのもありだけど。
それはモブだ。メインの脇役キャラとは言わないですね(^^;)


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【コラム1】
…主人公、登場人物に関しての注意


★主人公よりも脇役が目立ってはいけない!!★
まあ脇役は好みのキャラを好きに書いて主役を食うくらい魅力的にしちゃえば良いので、そこまで厳密でなくても良いですが…。
主人公の話=物語、なので、脇役に作者の興味が逸れすぎると、お話が終わりません…。
作者がこの脇キャラの話をもっと書きたい!大好き!って感じで暴走してしまうと…読む方もしんどいです。

脇役が主役級の人気キャラになったとしても。主人公の事は忘れないで下さい。
……HUNTER×HUNTER……いやあれは、まあ、試験編、ゾルディック家編、ヨークシン編、という感じで、章構成になっているので、これはクラピカの章、みたいな感じでずっとクラピカが出張ってても問題ない作りになっていると思います。
それにあれは大きな流れ的に…多分、後の展開でゴンの為に必要な感じだし…。

(章構成でなくても、途中の脱線はしても良いと思います!こういう風に書けってルールなんて無いし。脇役が出張るのも長編だとままあることだし。メインは主人公だから…と作者が思って書いていれば大丈夫。要するに、特定の脇キャラを好きになりすぎて、自分を見失ってなってはいけない…と言うことです)

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⑨キャラをだいたい考えたら、どういう話にするか考える。

主人公、仲間A、敵
とりあえずこれだけでも十分話は作れます。

沢山作ったキャラはそのまま置いておいて。

 

ここでは主人公と仲間の組み合わせパターンの話をします。

別にパターンに寄らず皆でわちゃわちゃしているのが楽しい、って話もあるのでこういう考え方もあるんだーってくらいで。

 

■シングル(一人)
…主人公のみ
強い敵や、話を進める理由があれば主人公だけでも十分です。
静かすぎて味気ない場合はマスコットキャラを足すのもありです。

 

■バディ(二人)
…主人公と、もう一人
キャラ作りに困ったらこれがおすすめ。やりやすさの説明はいらないと思います。
人数少ないので名前考えるのも大変じゃない。それぞれのキャラを作り込んで、二人で仲良く、あるいは仲悪くやっていけばOK。
だいたい真逆の性質を持っている。
俺様と気弱とか。熱血とクールとか。天才と凡人とか。

 

■トリオ(三人)
…三人組
これはバランスに気を使います。この場合は主人公が目立ちすぎない、主人公くらい作り込んだキャラが二人必要です。でないと何のためにこの二人いるの?太鼓持ち?ってなります。個性の強いキャラや、上手くバランスの取れた関係が作れたならこれでもいいと思います。
ちなみに女性(異性)が一人でもいる場合は、三人組でも非常にまとまりやすくなります。
いずれ主人公の恋人になるとか。その女性をめぐって男二人がライバル心を抱いているとか。あるいは二人でその女性を守る気でいるとか。
これは女性二人いて男性一人でも同じです。女性二人は主人公のことが好き、とか元々守る立場にある、とかです。
この組み合わせで思い出すのはスクラップドプリンセスですね…あーなつかし。
主人公の女性(廃棄王女)と、それを守る姉弟だったと思いますうろ覚え。
ハリーポッターは明らかにこれですね。
えーと、ずっこけ三人組?だっけ?はきちんと役割分担していて、なおかつ推理物なので上手くいっています。同性の三人組なら、そういうきちっとした個性(役割)が必要…、その上で主人公が中心に来る、って感じかも。
三権分立じゃないですが。支え合う感じ?
トリオのリーダーは主人公である方が楽です。別にサブリーダーでもいけますが、どうしても主人公が頭ひとつ分目立っちゃうので。
トリオは三人そろって初めてバランスを保てるので、一人いなくなるとあと二人が寂しくなってめっちゃ探したり、残り二人が喧嘩したりします。
二人が仲良しなトリオもありますが、さみしさはぬぐえないのさ…。

 

■カルテッド(四人)
…四人。これはよく使われます。同性トリオやるんだったらこっちの方が絶対に楽。何故かというと、一人に割くエピソードの分量が少なくてもそれなりになんとかなるからです。二人×二人のペアや、一人×三人など行動もさせやすいです。
あとこの辺までなら名前も覚えやすい。

 

クインテット(五人)
戦隊もので多いです。セーラームーン初期とか。
戦隊ヒーローものなら女性を入れて変化を付けたり。ある程度キャラクターのパターンが決まっているので、それをお手本にしたキャラ付けがしやすいです。

 

セクステット(六人)
…これはもう組織物や、スポーツ物、部活物とかかも。
戦士もの、っていうのもあるか。でも六人はあまりないような。
組織でない場合はどうしても活躍量に偏りが出るので、これと言った理由が無い限り、一、二、三、四、五人ものに変更にして後は脇役にするのがいいと思います。
惑星六つの代表者という設定でも、一つは衛星だからとかで減らせます。

 

個人的には悪魔くんあたりが組織物ではない六人(以上)物だと思う。
主人公+使役される仲間達、主人公+ゆかいな仲間達って感じで。

冒険物にもこのパターンがあります。
人数が多いので周囲のキャラを目立たせないようにして主人公が活躍するストーリーを見せた方が楽です。話作ってるときに特定のキャラを贔屓したくなったらバディとか恋愛物とか、トリオとかそのへんに切り替える。あるいは状況に応じていろいろな組み合わせを上手く混ぜる。

六人以上居ると、人数的に五人よりも組織感が強くなります。一人二人、影の薄いキャラがいたりする…汗

 

■多人数もの
…十二人、十五人、二十五人くらいでしょうか…。あとは二十八、三十二、三十五とか。これは毎回違うキャラが出てくる、くらいの感じです。

ちなみに五の倍数が楽だと思います。これは割りやすいからです。
分かれる、ってなったときに、ちょうど半分にできたり、五人で全員割り切れた方が読者さんに説明もしやすいし便利です。1チームだけ四人とかになると、どのチームがそうだっけ?なんでここだけ四人?ってなって作者も読者も混乱します。
一人余るのは悲しいですよね……。

1クラスの人数がこれだから、とか理由があれば四の倍数で十六でも三十二でもいいですが、四の倍数はカルテットにあてはまります。三の倍数ならトリオにあてはまる。
なのでバトロワ、大勢補欠がいる部活での勝ち抜きレギュラー争い、ヤクザもの、不良物、みたいな話で無ければ、わざわざチーム作って大人数でやる理由がない。
三十二人も十六人もキャラ作るの面倒だししんどい。それだったらメイン三人、とか四人とかで各キャラの掘り下げを頑張った方が楽です。
人数多いとどうしても出番が少なくなるのでどこかメインを決める事になりますし…多いと話が長くなる(^^;)ので、困りそうだったら絞るのが吉。

不良物でこれにあてはまるのは、グループ戦闘ものですたぶん。派閥とかあるバイオレンスなやつ。京四郎こわいよー。

十二支、十二星座、十二神将とか。そういう決まりに当てはめてもいいです。これはフルーツバスケットとか聖闘士星矢とかです。
代わる代わるキャラが出てくることで話が進んでいく感じ。

 


……この考え方でキャラ配置がだいたいできます。
はじめにやりたい組み合わせを考えて、足りないキャラを足したり、余計なキャラを仲間から、敵や脇役やヒロインやお助けキャラに『格下げ』したりすると話作りが楽です。

ストーリーがうまく作れない、キャラが動かない、違和感がある、という場合はこの選択が上手くはまっていない場合があるので見直してみるといいかも。


修正は案外簡単です。話の途中からでも脇役を目立たせたり、影を薄くしたりすればいいんです。
キャラの組み合わせが定まると話が一気に書きやすくなります。
固定しなくても、状況に応じて使ってみると話作りが…多少は楽かも。
話作りのノウハウ本でも良く言われている事ですが、覚えておいて損は無いと思います。(言われてたかな…?)

ちなみにこの組み合わせ、関係性は敵の組織にも応用ができます。
四天王とか五人衆、とかですね。十二神将が敵、とかすごく分かりやすい。
あえて〇〇四天王とか名前を付けない場合は、やり過ぎると露骨になる(敵のキャラが立ちすぎて人気出てしまったりして、作者も同情してしまい倒しにくい。その結果和解エンドになったりする…)のでほどほどに。まあそれもいいけど。

敵はあくまで敵ですが、個性的、魅力的、人間っぽい感じ、でもいいかもしれない。
その辺りはお好みで。

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■『書きたいものが分からない』『何を書けば良いのか分からない』『自分に何が向いているのか分からない』の三大ない病になったときは?

書きたい話やキャラクターが湯水のごとく湧いている間はいいんですが。書きすぎてネタが尽きた時や、なんとなく自分の個性について考え始めてしまった時。
……人によってはスランプになります。

 

①『書きたいものが分からない』


これは暇だけどしたいことがない、と同じで、テーマが自分の中に無い状態です。
つまり現状に満足していて、あえて小説にして訴えたい事が無いんです。
もっとストレスを溜めて、もっと色々考えて、それを創作にぶつけましょう。

 

②『何を書けば良いのか分からない』


これは自分の中に目的が無い状態です。
進む先が見えないから、どういう作品を書いたらいいのか分からないんです。
こう思う時は、話が浮かばない以前に、長編?短編?中編?公募?同人?そういう事も決まっていないはずです。
将来について考えるといいかも。
自分は作者としてこうなりたいから、今はこういう物を書きたい、それでこうしたい。…そういう感じで目的を作って頑張って下さい。

 

目的はある、けど、どのジャンルを書けばいいのか分からない場合は、①の『書きたいものが分からない』状態も入っちゃっているので、①のようにして、自分の中に何か書きたい事が無いか?ともっと深く考えるか、いくつか話を考えてみるか、それでも浮かばない場合は…鉛筆サイコロでも転がして決めてとりあえず話を作ってみて下さい。
でもしっくり来ないときは何やってもしっくり来ないので、思い切ってしばらく休筆するのがいいと思います。映画みたり本読んだり。遊んだり。働いたり。美味しいものを食べたり。旅行に行ったり。人と話したり。


(休筆前に三つ程度、とても適当にアイディアを出しておいて、休筆終わった後に見直して、その中で悪くないな、と思う物をベースにまた考え直すとか…どうでしょう?)

 

あと衣食住とか、時間が足りてないときはそれが原因です。
焦らず落ち着きましょう…。

 


③『自分に何が向いているのか分からない』
これは上の『何を書けばいいのか分からなくて』から『ジャンルでも迷って』しかも『何が自分に向いているのか?』と自分の作者としての個性で悩んでしまった状態です。
…スランプの末期症状です。
でも末期なので、ここを抜けたら、なんでもいいや、と開き直りができます!

必ずしも、自分の好きな話が、自分に向いている話ではないです。
書ける話=向いている話です。
書きやすい話=向いている話。という場合もあったり。
意外と評価される話=向いている話、って事もある。

個性に関しては、話を作れば勝手に出てくる物なので、あまり気にしない方がいいです。(気になるけど気にしない)

 

自分の個性、これは中々分かる物でもないです。
これが好きだから!これを書く。でもいいです。
けど固定せずに、色々書いてみると意外な発見があるかもしれないです。

 

おわりー。