sungenのイラスト練習ブログ

デジ絵練習や小説関連のブログです。オリジナルWeb小説のイラストなど。二次絵は刀剣乱舞がメイン。




アンソロ漫画のペン入れ終わりました(^^) ついでにアナログ画材解説

こんにちはさんげんです。

やっと…つるみかアンソロの原稿ペン入れ終わりました。

8Pなんですが、もう三日月さんと鶴丸さんの極衣装の作画カロリーがヤバかったです。

あとRシーンもあってちょっと面倒だった。

数えてみたらちょうど14日でした。一日1枚くらい8日でやりたいな、なんて思っていたけどそんな事は無かった。

 

この後はスキャンしてPCでベタ&トーンです。あと喘ぎとか擬音もPCで書く。

 

1コマずつ紙を分けたので原稿用紙の減りが…えげつない(^^;) 紙をまとめられるとこはまとめましたが無駄が多い。

鶴丸極の鎧は光ってるところとフードの中だけアナログであとはクリスタでべたっと塗ります。フードの中はなんとなくカケアミっぽくしましたが、A5だともしかしたら潰れるかもな。まあいいや。

 

↓これは上半身しか使わないやつ

いちおう足も描いたけどやや適当。背景も別の紙に描いてある。ちなみに襟は死装束と言うことで左前になってます。

 

 

目次

 

もしかしてもうみんな漫画デジタル…?

ペン入れアナログでやってる人、もうかなり少ないの…?

そんな……。

いやでも確かに、これから絵を新しく始めるならiPadとかでやると思う私も…。

ベタ&トーンはもうデジタル派になってしまったし(線はともかくベタとトーンは本当にデジタルが楽過ぎて。お金掛からないし修正し放題だしバケツで一瞬だし。ベタは結構時間掛かるしトーンも結構時間が掛かる)

 

と言う訳で、うん。廃れないようにこんなの使ってます~ってブログに描いておこう。

逆にこの辺の情報が無くて困ってる方いるかもしれない??

 

なんでまだ線画アナログなの? こだわりとかなの?

これは単純に、PCは目が疲れるからです…。

線画割と時間掛かるのでずっとパソコンだと目がしんどい。トーンとベタくらいならちょこちょこやって、って感じで短時間で何とかなる。でも延々線画をパソコンでやるのはしんどいなぁ。液タブとiPad持ってるんですが、iPadは普通サイズなのでたぶん小さくて描きにくいかな。iPadのペンになれてないと言うのもある。

やるなら液タブですが、これはやっぱり疲れそうだなぁ。

カラーイラストはこちらでやっててその辺はペン入れもしているんですが。漫画のペンとなるとまた大変そう。

アナログで線引くの好きではある。タッチの問題というのもありますね一応。馴れないと以前の絵と線の感じが変わってしまう問題。

ただこれはクリスタでそのうち解決できそうかな…。アナログで描く感じ近いペン(クリスタ素材)を見つけたので、それ使えばたぶんいけそう…。

でもやっぱり疲れ目問題は解決できない。私は執筆もやってるため、なるべくパソコンに向かう時間を減らしたいので、下絵もペンもアナログで…って感じをもう少し続けたいと思います。

老眼とかでどうしようもなくなったらパソコンで拡大してやるかなー…。少しずつ練習してはいるんですが、どうしても馴れてる分アナログの方が楽なので実用にはまだまだかなぁって感じです。背景グレーにしてもやっぱ疲れるし。

角度の問題もあるなぁ。私はアナログ水平のトレス台の上でペン入れしてるんですが、液タブは斜めにしています。なのでちょっと感じが違うんですよね。カラーイラストの線画とかはもう馴れたけど。それこそiPadの方がいいのかもしれない。水平にできるし、ディスプレイより疲れない気がする。ただ大きいiPadは持ち運べないからなぁ(^^;)iPadは資料閲覧でめっちゃ活躍するので普通サイズがいいな。

背景は下絵だけ軽くやって細かい場合はクリスタの方が早いのでそれも併用しつつ。

まあでも今回かなりPCで楽したなぁって思います。3Dデッサン人形ありがたいですね。R漫画は普段描かないポーズだらけ…。でもR漫画沢山描いたら画力上がるかも!

これはまた描かないと、って気分になります。今は疲れてるのでしばらく良いけど。

 

アナログ道具

愛着のある道具達。20年くらいのお伴。前も何か記事で少し紹介した気がする。

こんなの使ってんだ~と思って下さい。人によって好みがあるので使いやすいの使うのが一番。

ああこの記事だな。

sungen2.hateblo.jp

うわ…うわ…絵が…古…いやもういい。もう五年前とか嘘でしょ?少し上達できたと思おう…知らぬ。

でもトーンについて写真付きで書いてる!!偉い!

と言う訳でトーン以外の道具を。ざっくり解説。

 

シャーペン、カッター

シャーペンは0.5、0.3。キャップが青いのが0.3。芯はどちらもぺんてるのAin?ってやつのHBです。
水色のは水色シャープペンです。水色芯廃番になったけど買いだめがあるのでそれ使ってる。ボールペンは原稿には使わないけどメモとか書くときに。

ノック式消しゴムは細かい所消すとき、練りゴムはラフを薄くするときやトーンカス片付けるときとか。(もちろん別々のに分ける)

カッターNTのやつ刃は45度。修正するとき線をこれでガリガリ削る。同じ形のプラタイプもありますが、刃がぐらつかないのでこの金属タイプがいいです。

ホワイト使わない派です。

これアレ?ってなるかもしれないですが、ホワイト使うとトーン貼ったときに色が変わったり、乾きが遅かったり、水こぼしたりすることがあって、もうホワイトはイラン!ってなりました。

削れば何とかなります。

コピー紙に書いた下絵に原稿用紙重ねて(上マステでとめる)トーレス台で透かしてそのままペン入れ、って感じなので消しゴムかけなしで楽!

私は筆圧高いマンなので原稿に下書きすると線が消えないんですよね。かといって薄く描くと絵がヘロヘロになるし。

でもこのトレス直ペンの方法あんまりおすすめできないです。

何でかっていうと、透かす分、下絵キッチリ描かないといけなくなるからです。

まあ、トレスでも途中で変更とかある時は原稿に水色ペンでアタリ取ったり、背景の時は普通に原稿用紙にシャーペンで下描きまたは下絵を修正しますが。

たぶん原稿に直接描いてる方はもうちょいラフでもペン入れできると思う。

これが下絵で(これA4一杯に描いてしまいましたが、さすがにでかいので縮小しました)

 

こんな感じで。ほら絵が小さくなってる。あんまり大きくても小さくてもペン入れはしにくい。

肩の鎧は原稿に水色ペンとかでアタリ適当にとって適当に描きました。

アンソロのコマですが、正直このコマ、上の方しか使わないので…下は適当…。

下絵は↓前載せたこんな感じとか。たぶんこれ原稿に直接下描きを描いてたらもっと線ラフで行けると思うんですよ。

 

まあでも私は絶対に消しゴムがけをしたく無い人間なので(手が疲れるしぜんぜん消えないから)このやり方でやっています。これ慣れが必要だしあんまりお勧めできないです。早さを求めるならやっぱ原稿に直接描いた方がいいのかな。

ただ利点もあって、引いた線をすぐ見ながら描けるので楽しいです。消さないと分からない、って事は無い。すぐベタもできるし。

あと失敗してもまた新しい紙にペン入れすれば良い。

これは原稿用紙でも一緒というか、原稿用紙を重ねてコマだけ切り抜いて裏テープで貼って一コマ描き直すって方法があるんですが。絵はこういう融通が利くところが良いですね。

 

ペン入れのお伴。綿手袋


ホームセンターで買ったお徳用の綿手袋を切る(20双とか入ってる)。汚くなったら捨てる。左手は右より指残してある。一応、手油避けと原稿の汚れ防止の為。

これがコスパ一番です。ティッシュは飛んでくので好きじゃない。

液タブでもこれ右手につけてます。

 

インク、マステ

インクは製図用インク。色々試したけど、これが一番早く乾いた。愛用。

早く乾くのはスレ防止の為に重要だと思います!!
ぶっちゃけインクはどれでも一緒なので手に入りやすいのでいい。

マステは画材屋さんで売ってるやつ。これその辺の柄マステ使うと剥がれなくなるので、ちゃんとしたの使った方がいい。太さは1.2か1.3そのくらい。最近良く見るマスキングテープカッターにセットして使う。

オレンジのは肋骨定規…正式名称はアール定規?知らない…。雲形定規より取り回しやすくてどこで線引いたか分かりやすいので最近こればかり使ってる。というか刀描くのにはとてもいい。雲形定規も稀に使うけどそんなにもう使うような絵はないかな。

すっごいアーチ描きたい時は多分雲形の出番。

 

今回使ったミリペン達

というかもうずっとこれくらいだなぁ。ピグマのミリペン(青いの)これ三本ありますが、全部0.1です。

もちろん他の太さもずらっとありますが、最近この0.1でツヤベタするのにハマっている。良い感じに雑なツヤベタができる…。アナログ原稿には雑さが必要派なのでこの方法はしばらく続けたいです。

いちおう下ろした日付は書いてある。

コピックマルチライナーの0.05、0.03。これも色々太さは持ってるけどペン入れで使うのはこの2つくらい。ペン先が丈夫なのでとてもいい。

 

筆ペンはおすすめを教えなく無いけど教える。くれたけ筆ペンかぶら二本立て。

私的にこれが絶対一番です。使えば分かる。どこでも売ってる。

インクの色が良い。太いのと細いのがあって最高。これは使えば分かる。
ただしツヤベタには向かないので、ツヤベタするときはミリペンかあかしや新毛筆か、ちゃんとツヤベタしたいときはイタチ面相筆(前言ったかも知れない天祥堂さんの)使います。まあもうPCでやってしまいますが。

これだけあれば十分かな…。今回はこれしか使ってない。

他の太さのミリペンはワクとか、擬音とか、ベタ塗るときにフチ太くする時とかに使います。

消毒用エタノール

定規についたインクとか、トレス台の汚れとかこれつけて拭くと落ちます。

きれいな原稿は綺麗な道具から!!

定規は長いのと短いの。大分目盛りが消えてきた。

 

あとこれは、フラッシュ用の定規。キャラ定規はメモリ部分ガタつかなくていい。

(定規によっては目盛りの印刷で線がガタガタするのがある)

でももうフラッシュをアナログでやることはないかなって思う。PCで綺麗なのが一発だもんな。さよならベタフラ…ウニフラ…集中線…。

いちばん右の緑の定規は教えたくないけど教える。クローバーさんのパッチワーク定規です。これなにがいいって、0.3ミリ、0.5ミリ、0.7ミリ、1.0ミリで横にメモリが入ってるんですよ。つまりネームの時にめちゃ役立ちます。ワクの間の間隔が一発で分かる。枠線のラフ引くのめっちゃ早い。超便利です。手芸屋さんにあります。ネットにもあるはず。

教えたくないな。ブログ見てる人だけにこっそりと。

銀色のは字消し版です。ノック式消しゴムがあればそんなに使わないなぁ…って思うけど一本だけ線を消すときに思い出したら使うようにしている。確かに便利。

 

一応ホワイトもある

ホワイト迷ったらコピックさんので良いと思います。キャップに筆ついているし、カラーにも使えるし。臭くないし。よく隠れるし。水で溶く必要無いし(水で溶くのは使う度に濃度がばらついてしまうので好きじゃない)。使う所と言ったら、目のハイライトとか夜空の星とかかな。でもそれももうPCでいいかな~ってなると本当にPC凄いですね。

文鎮は暖房や扇風機で紙が飛ぶのを防いだり、資料開くときとかに置く。

カラークリップはラフとかをまとめる時に大活躍。

 

羽ぼうき

一本あれば良い。一本は必要。これはたまたま安く大きいのがあったので買ったため二本ある。製図ブラシは使ったことない。気になるけどまあいいかってなってる。

 

お待ちかね? 付けペン

えーと、主線は日光のサジペンのクロームです。ちょっとマイナーなのか、ほぼネットでしか売ってない。画材屋さんでは前は稀にあったけど、今はもうネット普及したのでたぶん置かなくなってる。

これはハズレがとても少ないペンなので箱で買ってます。

癖があるので合う合わないないがあると思う。っていうか付けペンはどれも癖強いけど。私はGペンは絵に合わないし筆圧調整ができなくて諦めた。このペンは固いので力入れて描けるのがありがたい。

絵柄に合うペンってのは難しいですね…。これは本当に探すしかない。

ニュームって言うつや消しのもありますが、こちらの方がインクが拭き取りやすかったのでこっちにしました。あちらもまた少し違った感じになっていいんですが。

 

一杯あるのはとっかえひっかえして使うためです。同じペン先、同じ軸でも微妙に書き心地が、ペン軸への刺さり具合とか、摩耗度とか、その時のフィーリングに合わない時があるのでそういうときは違うやつで引く。このサジペンはペンの角度が結構問題なので、握り方を同じにしやすいように丸じゃないペン軸を使ってます。ブラウゼさんのやつ、愛用者意外と多そう。

たぶんGペンだとその辺はあまり気にならないと思う。

Gペンいくらやっても無理…って方はスクールペンとかサジペンとかも試してみるといいかもしれないです。Gペンは結構、強弱が付きやすくて絵柄を選ぶので…。

インクがつけばガラスペンだってありだしなんでもいい。

あ~ガラスペン欲しいなぁ!

 

髪の毛や細い線はゼブラの丸ペンです。サジペンの特徴として太く均一な線が得意な代わりに、細い線ちょっと引けないので。引けるけど丸ペンにはやっぱ敵わない。

背景もゼブラの丸ペン(背景とか線の時は水色の細いペン軸で使う)

ゼブラさん!!!!!あの~~~~~~~~!!丸ペンどうしちゃったんですか?

最近、ばらつき凄いんですけど…!!前買った十本入り、ひどい書き心地でしたよ!?なんじゃこれっていうくらい…。

以前の粘りがあって柔らかなペン先、あの銀色の丸ペンはどこへ…。Aタイプだからかなぁ。…今度Eタイプ試そうかな。そちらの方がコミック用のはず…。柔らかいと良いんだけど結構高いので失敗したくない気持ちが。

今回丸ペンは、使用済みペン先から使える物を取り出して使いました。

この問題を早く解決したいよ。割と真剣に困っている。タチカワさんとかニッコーさんのにしてもいいけどやっぱ馴れたペンってのはあるからなぁ…。

 

その他。ペン入れの時はこんな感じで原稿の切れ端(書き損じ原稿とかでもいい)用意して、ちょいちょいと先っちょ試し書きして、繊維噛んでないか確認してから線引きます。

 

アナログ好きなんだけどなぁ。

これは無くなったはずの未来の扉絵のペン。

トーンはパソコンで貼りました。あと修正もパソコンでやった。下の方結構適当だったりする。

 

これも無くなったはずの未来の扉絵の線画。

完成絵は背景の花が増えてます。すべてパソコンで描いたんですが、発狂するかと思った。

↓サンプルにトーン貼ったの載ってます。

ec.toranoana.jp

へえこうなるのか~って感じで。 

あっこの本は4月に再刷予定です。もうちょい刷りたかったけど二冊同時発行したのでお金無くて…。

トーンの使い方とか作者の個性が出るところですね。そのへんに注目して色々な作家さんの原稿を見ると面白いかもしれないです。

 

アナログペン入れは廃れていくのだろうか…?

 

でも早さには変えられないもんな。

私ももうちょっと楽に早くできる方法があったらそれを取り入れていきたいです。

アナログでペン入れちゃった方が早いのかなぁって思いますが、目が楽なのはやっぱアナログなんですよね。うーん。一生懸命やって疲れ目で寝込んでは意味が無いし。

(デジタル疲れ目はホントに恐いです)

PCで直せると思うと適当になる部分もあるけど、アナログでしっかり描くのもいいよなぁと思ったり。

 

 

さてアンソロ!!トーンPCで貼ります。

がんばるぞ~めんどい。明日は休憩します。刀ミュ見るんだ。

頑張った後のご褒美は大事ですね。

今月中にアンソロ原稿を終わらせたいです。終わったらやったーって叫びます。

 

つるみかアンソロ リンク

lit.link

 

最近投稿した小説

www.pixiv.net

 

www.pixiv.net

このシリーズは続き執筆中です。アイドル物になってるよ!↑pixivに少し置いてあります。閃光星 鶴丸の章(二巻)という感じで出す予定です。多分上下巻。もう長編なのは諦めた。書きたいだけ書く。

光星(こちらは一巻って事になるけどとりあえず巻数は入れない)はアンソロ原稿終わったら大急ぎで表紙絵塗って発注しないと。

アンソロ原稿のトーン作業はずっとはできないので(目が疲れるから)、閃光星の挿絵の下絵と同時進行かなと思ってます。半分くらい下絵済んでいるのでたぶんあと5枚くらいやれば良いと思う。たぶん…。そしたらまたペン入れしたりと忙しいですね…。

とにかく無事にアンソロ原稿脱稿したいです。

クリスタ漫画色々初めてでちょっと試しつつって感じな所もありますが。なんとか。

今月中に…!がんばります。では。