sungenのイラスト練習ブログ

デジ絵練習や小説関連のブログです。オリジナルWeb小説のイラストなど。二次絵は刀剣乱舞がメイン。




炭善同人誌を作ろう①表紙ラフ~下絵【鬼滅の刃】【二次創作】【メイキング】

さんげんです。

えー。今年中に炭善の小説同人誌作りたいです。と言う訳で表紙頑張ってます。

ちなみに本文はできました…一応…。推敲とか段組もまた記事にまとめようと思っていますが、まだ全くちんぷんかんぷん…。

でもとにかく表紙はカラーなので早めに始めないと終わらない(^^;)そして表紙ができないと本が出来ない。

挿絵もある予定ですからね…。挿絵はモノクロだし、いざとなったら減らすとかできるんですが挿絵に力入れるためにも表紙は重要だ。

今回はラフの段階までです。

なんでってまだラフだからですよ!(^^;)そこまでしかやってない。

 

目次

 

 ラフってどう描くの?

と聞かれた気がして。ラフ…そういえばメイキングではいつも下絵から載せてました。

ラフはラフでラフすぎて見せられた物では無かったり、やばいくらい迷走していたりするので恥ずかしいというのがその理由。

 

そもそもラフとは?

下絵の前、下描きの前の段階の事だいたい全部まとめてラフって呼びます。英語。Rough 粗いとかそういう意味です。

ラフスケッチ、とか絵コンテとか言う方も。

 

人によっては…これがラフ?え?下絵っていうかもうできてない?って事があります。

アニメーターさんはラフどころか下絵すら無しで一発清書できる方もいるそうです恐ろしい…。

私はそんな風にはきっと逆立ちしてもなれないので、地味にやっていきます…。

 

ラフを描く目的

何を描くかはっきり決める。

『何を描こうかな~、誰を描こうかなぁ、何人描こうかなぁ。どういう向きにしようかな。ポーズどうしよう?』

って状態を脱して、描く物、ポーズ、構図を決めるのがラフです。

背景とかの細かい所は下絵で修正しても良いので、ラフでは、アイレベルなんとなくこの辺、一点透視か二透視かくらいで決められると良い感じです最高。

アイレベルは下絵でまた若干ズレる事も良くある物ですが、とりあえず引いてあることが重要。

 

アイレベルとは

遠近法で出てくる地平線のことです。目線。

詳しくは長くなるので説明しにくい。技法書や講座など見て感じ掴んで下さい…。

 

最初にアオリかフカンか、別にそうでもない(目線がキャラの胸とか体に収まる範囲になっていて、アオリでもフカンでもない構図になっているとき)か、一点透視or二点透視か、あるいはパース無しでキャラの配置やポーズで魅せるか、くらい決めたらいいと思います。

 

背景に描く物決めたら資料探す

資料は今はネットにあふれているので、イメージに近い物をなんとなく探したら出てきます。すぐ出てきます。

そのままトレスはトレス構図に慣れてないと面倒なので、資料を見て真似して描く事をおすすめします。

もちろん版権、使用許可などは注意して下さい。アレンジして原型分からなくしてしまうとか、たとえば凄くありふれた物(例…なんだろな…ペットボトル、信号機、学校、学校の机?)とかなら見本そっくりでも別にいいです。

だいたいそっくりに描いても画力的な事で少し違ってしまう物なので、自分の好きなようにデザイン変えるのもいいと思います。

デザインが登録されている場合は使えないので微妙に似てる的なノーブランドにアレンジした方が無難です。

 

今回は縁側描くので縁側の資料(前買った)を眺めながら描きました。

ただし初めラフ切ったときは、縁側という物が普通にイメージできる物だったので(日本人ならみなさんイメージできると思います)見ずにやりました。

自分が丁度使える縁側の資料(使おうと思っている)を持ってることも分かってたので。

なので、ある程度キャラの配置が出来てから資料見て描き込み、という感じです。

 

えー。先に言っておきます…。

これからラフ載せますが、ラフなのでやばくても大目に見て下さい(^^;)

 

 

炭善本表紙ラフのメイキング

イメージ固めに色々描く

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なんかこういうのどーかな、とか。

 

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なんとなくらくがきしたり…(全く関係ない)たぶん善逸さんの顔どうするか考えたかったんだと思う…。

適当に手を動かしながらイメージをまとめていきます。紙の山ができる。

私はイメージ固めるのかなり下手なので紙やたらと使います。丸だけ、みたいな紙が量産される。

上手い方はスケッチブックにラフ?えっ?もう完成じゃ無い?っていう神絵描いてそれをそのまま使ったりします。天才すぎる。

 

絵のイメージが浮かんだらすぐに描く

で、何枚か描いて、これでいいかーってイメージが浮かんだら、すかさず、もう何でも雑でも良いのでとにかく紙に乗せる。一瞬で乗せる。忘れないように。

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それが↑これです。

寝る直前に薄暗い部屋で描いた。だいたい寝ようと思った後に浮かんだりする…。

 

イメージなのでなんでもいいです。文字なんててきとうでいいし、顔なんててきとうでいい。体なんて適当でいいです。デッサンとか気にしないで良いです。全く。

自分が、あ、これ良いかもって思うのが重要。

 

で、これをですね…。

 

イメージした絵を下敷きにしてトレースして描いていく

この絵を元に重ねて描いていくのですよ。マジでって感じですが。

このくらいのラフからならいけます。うん。

ここで一つコツがありまして。

 

プリンタ等を使って、↑のイメージラフを丁度良い大きさに拡大縮小してください。

このラフA4用紙なんですが、このまま描くとかなり大きくて顔しか描けません。

体も収めたいので縮小します。

こんな感じ。この縮小具合は倍率変えて二種類くらい?コピーやってます。

イメージに近い方大きさが分からなかったら二、三種類くらい大きさ作っておいて使える物を使うとかするといいです。

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やっぱ自分の描きやすいサイズってあるんですよね。

 

縮小(または拡大)したラフに重ねて真面目なラフを描く

重ねて描くとこうなりました。

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だいたい脳内にあったイメージ通りですが、善逸さんのもたれているポーズが描けなかったので変えました。無理。一点透視入っちゃうとなんか難しすぎ。これ横とかならまだ描けたんですが…。無理。距離感表現できない…。

ラフってのはそういう物です。あまりに無理だったら変更しちゃってOKなんです。

全部イメージ通りに描けたら苦労しないんだよ!あきらめが肝心…。

二人は中心に欲しかったので中心に持ってきて、縁側入れて、あとタイトル入れる感じ想定、というくらいです。

ここでアイレベルが決まってます。

なんとなく…。だいたい胸のあたりであることが多くて、この絵は別に冒険する必要も無くあまり凝らずに行きたいと思ったので無難なところに。

 

もうちょいこうした方がいい、と思ったことは書き込んでいくといいです。

矢印とか描いてありますがそれです。

 

ここでふと、これ炭善って分かるかな…?と思ったんですが。

まあ…。色塗りとかタイトルとかでなんとか善逸に目が行くように…しかしそれだとどうなんだ。よけい善炭に見えない?

ああでも、タイトルの『ひょっとして~』って思ってるのは善逸なので仕方ない気もする。

というかこの小説、温泉旅館へ行くって話なんですけどね?なんで蝶屋敷。

あーもう蝶屋敷に戻ってるシーンとか総合的な日常と思えば良いよ。裏表紙温泉入ってる絵にするとかもうなんでもいいよ!

 

って感じです。あきらめる。一つの絵で表現できるのは一つの場面…。まあコマ割りみたいに割って表現する手法もありますが、キャラが増える分描くの凄い面倒なのでやだ。私はやりたくない…。

 

ラフを綺麗にしていく

こっからラフ→下絵の手前くらいにしていく作業です。

ポイントとして、下描きができる、というくらいまで書き込むのがラフです。

まあこれ人によってどのくらいで下絵始めるかが大分違うんですが。

 

私はアナログ派なのでそこそこしっかり描きますたぶん…。

ラフってあまり公開して貰えないので、あとだいたい皆さん神なので比較対象が無い。

 

一枚目の紙。まず決まっている人物(描きやすい方)から描く。

こんな感じで。描きやすい方から描きましょう。その人物を基準にします。

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今回は炭治郎の顔が比較的しっかり描いてあったのでそれを基本に。

あー羽織が難しい、手とか描きたくない…足とかさー…あー顔もっと可愛くしたいなぁ…と思いながら描く。これはまだまだラフなのできちんとした下描きでは無いです。

 

二枚目の紙

↑の一枚目の紙の上にもう一枚紙を重ねて、善逸を描く。

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これは後で位置を調整する事がままあるからです。一人一枚、って感じで紙を分けておくのがラクで良いです。

炭治郎も具合を見るために、ちょっと描いているけどこの紙のメインは善逸なので適当です。

しかし善逸も感じを見るために描いているだけなのであまりしっかり描いていなかったりします。

 

三枚目の紙

先に描いた2枚の上になんとなく重ねて描きます。

あ。そうそう。トレース台で透かしています。無いとこの方法できないです。

 

キャラ1、キャラ2、の次で二人をもう少し描いて、背景のイメージをこんなかな、と書き込むって感じです。

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三枚目になんとなく描き込んでいく

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だいたいこんな感じです。箪笥とかは左側の方がいいかもしれないのでそちらに変更するかも。炭治郎の曲げてる方の見えないのでズボンの下に隠す(^^;)その辺は下絵でちゃんとやります。上手く行くと良いね。

 

 足が入らないとか、紙の大きさが足りなかったら下とか上に紙を足す。(ちなみに二点透視だと消失点が2つあってはみ出ちゃうので横に紙を足します。私は消失点に届くまでA4の紙を左右にマステで貼って足していきます。細い紙派のかたもいるかもしれないけど、A4だと折りたたみやすいんですよ…こんな面倒なことやってる人もうあまりいないかも…。何なら雰囲気ガイドで省略もできるし…)

 

パース間違ってても良いです。

だってこれからキャラをしっかり描いて、また下絵にするんだから…。

この後、四枚目の紙からが下描き本番です。

 (1番最初のイメージラフ入れたら5枚目から?)

 

四枚目の紙からがちゃんとした下描きですから…

その後で無いとパースもきっちり決まらないです。

この作業がまた面倒です。

 

(ちなみにこれは人物から描く場合なので、別に背景を先にキッチリかいてしまってそれに人物あわせても良いです。でも難しいので背景フェチか背景中心の絵でない限りおすすめしませんが…)

 

あー。めんどい。これ直すのか…。

下絵上手く行くと良いなぁ。表情がなぁ。

 

って思って、とりあえず今日はここまでです。

また下絵までできたら続き上げますが、なんか参考になるのかな…。

 

ちなみにこれは私のやり方で、しかも今回の絵の場合は、なので色々その時々によって違ったりします。でも1枚1キャラはその方が良いと思います。

やりやすいやり方を探してみて下さい。

 

あ、そうだ

子炭治郎アクスタ頒布始めました

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今のところスマートレターのみで、安心BOOTHパックは九月半ばくらいかなって思います。

他の在庫あるグッズはまだページ作ってません。ぼちぼちやっていきます。

 

ではでは。

役に立つのかな…。ラフは見せるの恥ずかしい。まあへえ、そうなんだ、くらいに思って下さい。下絵がんばります。

 

役に立つかは不明ですが、聞きたいことあったら投げて下さい…

marshmallow-qa.com