2015年10月16日~12月13日まで愛知県美術館でやっていたコレクション企画『線の美学』を見てきました。その感想記事です。
クレーが好きなのでそれ目当てに!コレクション企画なので入場料500円でした。(安い)
この展示はかなり良かったのでまたこういう展示やってほしいな…。
↓以下、色々意味不明な感じの素人雑記です。
私の行った時間はお客さん居なくて、ずっと貸し切り状態でした。
でも最後の方にはお客さんも、学生さんも来てました。
※行ったのは少し前です。というか楽しみにしすぎて実は初日に…。
チケット売り場のおねえさんが「おお、人が来たよ」って感じっぽかった気が。
抽象画、と言うか線にスポットを当てていて、日本の線(毛筆的な)、西洋銅版画(やっぱりあった銅版画で有名な人)、古代(少しだけで可愛い)、油絵(線を 描く&削る技法を使ってるぽい作品)、直線と曲線(現代系)、クレー万歳、映像作品、集積増殖(建設的なアプローチとでも言うのかな。描くの大変な大 作)、etc…。ドローイングとかもあって、点数は多かったです。
※全部書くとネタバレなので興味がある方は行ってみて下さい。
ついでに所蔵作品も見たので疲れました。私はゆっくり見たので見終わるのに二時間弱くらい掛かったかな?
ええと…私はこういうのが大好きなのでとても楽しめましたが…こういうのが好みじゃ無いって人は多分、途中でお腹が空いてとても眠くなります。
布団があったら安眠できそう。静かだし。…学芸員さん方凄すぎ。
『線』だけじゃなくて、色彩豊かな作品も多々ありました。
クレーは二枚でしたが、どっちも本当に綺麗だったので満足。
(置いてあった部屋は映像作品もあったので、少し暗かったけどまあいいや)
クリムトは展示期間じゃなかったようですが別に良いです。前見たし。
何でか知らないですが私の中でクレーが別格に居る…。好みってだけですきっと。
そして一応、感想ですが、どの作品が一番良いなんて私には言えないです。
だって好きな物は好きだし、分からない物は分からない。
画家の思考なんて全員アッパラパーだと思いますよ。きっと訳わかんない事考えてるに違いない。
でも、『全部正解じゃないとダメな時代』に疲れた時には「ああ、サッパ訳分からん。なんじゃこりゃ。コレはわかめか?」って思うのがかなりの癒やしになると思うんです。
イラストとか描いてると、時折、良い形や、完璧な線、流行の描線ばかり求めてて、疲れたりするので…。っとこれは私事なので置いておいて。
抽象画を心の癒やしとするなら、線と色があればもういいやって感じなんでしょうか?でも一応、上手い物と下手な物(←というか多分まだ洗練されきってない、未完成または発展途上な物)があって、上手いのは上手いし、良い物は良い…と思うんです。
人間はかなり高性能なので、そこのトコを直感的に見分ける事が出来る…(神様居るならありがとう。だって人間が絵を描いて上手くなるってあり得ない奇跡)
それで多分、私の場合は結局のところ「綺麗でもっと洗練された」と言う意味の『良い物』が見たいんですよね。
で、それで私は、結局ワケワカラン絵も好きだと。
なるほど?文に書いててよく分からない。
思考なんてまとまらないですね。
正直何書こうと思ってたか忘れました。もちろん具象も好きです。
あ、図録はありませんでした。
うっかりショップで見落としてないことを祈ります…。