こんにちはー。
たまたま聞かれたので、絵ってどう描いてる?どう描けば良いの?的な記事を書こうと思います。あまり参考にならないかもしれないです。分からない部分は絵の描き方的な本とか読んでください。そちらのほうがはるかに分かりやすく?書いてあります。
これから絵を始めるか、って方にはかなりお得な記事だと思います。たぶん。
こういう事は誰も教えてくれない…。昔、絵を描き始めた時に知りたかったなぁ。そうしたら色々試さずに済んだのに。良い時代だ…。
…今回出来れば、コラボ用のラフを少し直してからアップしたかったのですが、今、執筆準備で忙しくて手が回りません(^^;)もうちょいお待ちを。
ちなみに、絵を始めるのはやめたほうがいいです!
他に好きなことあったら、迷わずそちらをやるといいです!!
他に好きな事がなくても、絵は絶対にダメです!!!!!
趣味でも良くないよ。やめときましょう!だって絵だもの。
警告しましたからね!!!
絶対良くないですまじで!泥沼なのでおすすめしない。
ざっくりと絵を描く手順
結構工程は多いです。
①描くものを決める。ポーズとか構図とか考えてみたり。写真見たりしてイメージをふくらませたり。資料的なものをあつめたり。
②ラフ
③下描き
③ペン入れ(漫画絵の場合)または鉛筆仕上げ
④下絵完成
⑤色塗りしたい場合は色塗りする
⑥完成
⑦ネットにアップとか。
うーん。はじめは1日1工程、2日3日4日~1週間で1工程とかそのくらいでもいいんじゃないかと思います。
もちろん早く描くことができるなら早くして大丈夫です。
資料は下描きの時に調べてもいいです。タブレット便利。
用意する物
練習用の紙
(※今回は下絵を作る、絵の練習ということで、仕上げ用の紙は無視)
…何でも良いけど、裏に何も描いてない紙が良いと思う。チラシは絶対ダメ。紙が悪すぎる。
線入りの大学ノートも描いた絵が見にくいのでやめた方が良い。パソコンに取り込むと線画残るし…。同じ理由でルーズリーフもお勧めしません。穴消すの面倒。
あと端を自分で切った紙もトレースする時に角がずれるので良くない。練習なら何でも良いですが。
ノートよりも電気屋さんとかホームセンターにあるコピー用紙一包みとかの方が安くて沢山あって心置きなく使いやすい。コピー用紙にも鉛筆の乗りが良い悪い、描き込みの耐久性がある、ない、がある。100枚パックで、250~300円くらい出すと良い。サイズはとりあえずはA4(家庭用スキャナで取り込めるから)
スケッチブック…は、カラーイラストやるときくらいしか使ってないな…。今回はパス。
鉛筆
…シャーペンが良いよ。だって鉛筆だと削るの面倒だし。アニメーターさんは鉛筆使ってるそうですね。鉛筆も奥が深いんですが。まあデッサンやるわけでも無いし今回はいらない。シャープペンシルは0.5と0.3両方を用意して下さい。
とりあえず0.5、細かく描きたいときは0.3って感じ。
芯の堅さはHBで良いよ。
軽くてグラグラしないのが良いと思います。一本350円~500円くらい出しても良い。
私は気に入ったのをまとめ買いしてずっと使ってる。太いグリップの振って出すヤツは力が入らないのでやめた方が良い。(まあ自分が使いやすかったら何でも良いです)
なんでもいいけど、軽いのが良いね。
消しゴム
…モノか、エアインにしておけば間違いない。
私はエアインハード(エアインの少し固いヤツ)が好きでまとめ買いし過ぎて10個くらいあまっている(^^;)これもう大好きなんですが、あんまり売ってないんですよね。ネットがあって良かった。
堅めが好きです。だって柔らかいとぼろぼろになるし。好みで良いです。
ちなみに画材はネットでまとめて買うと、だいたいメール便も使えるのでハンズとかに買いに行くより早くて楽でお得です。アマゾンでもよし。良い時代だ…。
ノック式消しゴム
…コレ忘れてた。細いノックして出す消しゴムです。
細かい所を消すのに大活躍。
練り消しゴム
…デッサン用の200円くらいのがお勧め。だけど何でもいい。デッサン用の練り消しもたぶん文具屋さんに普通にある。これがあるとうっすら線を残したまま消せるので、かなり助かります。
私は↑これの信者です。派閥とかあるかは知らない。トーン貼りにも活躍するし最高。練りゴムを無意味に練ってしまうのはお約束。
マスキングテープ
…デッサン用の。薄ベージュの味気ないヤツ。これも文具屋さんにあることも。ないこともある。まあ画材屋さん、ネットとかで簡単に手に入る。安い。
↓これですね。使ってるの。色々送料安いところもあります。
個人的に、幅は一センチくらいの細めがお勧め。太いと剥がすのが面倒。
今流行の可愛いマスキングテープはくっつき力が強すぎて紙が破れるのでお勧めしない。逆に弱くて張り付かなかったり。ムラがある。どうしても無い場合は、仕方なく代用…でも紙が破れるよ…使い物にならない…OTL
トレースするときに、上にかぶせた絵がずれないように止める。
いわゆるライトボックスです。あるとかなり助かる。ないと不便。最近は安くて良いのがある。
どうせ買うなら、大きめの方がいいけど…すぐ買い換えるつもりで小さめにしてもいい。お好みで。
無くても練り消しゴムがあればまあ、仕上げはともかく下書きまではできないこともない。本格的にやるなら絶対あったほうがいい、というか必須じゃないかな…。
角度の付いたのと、付いてないの、角度を爪で付けられるのがある。私はだいぶ前に買ったA3サイズの角度付かない薄めのヤツ使ってますが、壊れないので買い換えられない(^^;)まあ全然文句ないので良いです。
トレース台の明るさが足りないときは、日中はカーテンを閉めるとか、夜は部屋の明かりを少し落とすという手もある。目が悪くなるのでほどほどに。
角度あり、なし、はお好みで。私は角度アリだとなんか手首にとても負担がかかるので、角度無しで使ってます。なんかだいたい角度ありが推奨されます。(これはぺたっと置いて描くと徐々に絵の上の方が歪む事があるから。私はあきらめて時折持ち上げて確認してる)
困ったら、裏に角度付けられるツメのあるやつを買いましょう。
これから買うなら薄い方がいい。……昔は薄いとめちゃ高かったんだよ…。
なんでもいいです。無くてもいいです。ほんと今は色々あって安い。
定規
…A4の紙だと30センチは欲しい。はじめは安いのでいい。透明で方眼入ってるやつがいい。
紙がB4だとね…もっと長くないとだめなんだよ…お高くなる。
シュレッダー
…恥ずかしい絵は、細切れにして捨てるのが良い(苦笑)
机
…ないとだめ。こたつでもいいけど。机ならなんでもいいよ。
さて。
今回は体のパーツの描き方についての事を適当に書きます。(次回があるわけではないです)
はっきり言って、なんか本買った方が早いです。イラストの描き方、とか。そのへん。
とりあえず頭身計算的な感じの事を書きます。
これは正直まあ…スランプに陥る原因ですよね。
普通、絵を描き始めた時はやってないと思うので、こういうのがあると知ってからそれに合わせて描こうとすると、つまずきます。だからって初めからこのやり方でやっていたら上手く描けるかというと、そうでもないはずです。わからん。
私は前者でした…OTL やったこと無くて。もうできないのなんの。同じキャラを同じように描くとか、パースとか使うのには必要なので出来る事なら、だいたいでも覚えた方が良いです。
【基本的な手順】
①描きたい紙に、真っ直ぐな縦線を引く。
②縦線の真ん中に印をつける。
③引いた縦線の長さを定規で測って、電卓を使って、分けたい等身に分ける。
6等身なら6つに均等に。
七等身なら7つに均等に。
三等身なら三つに均等に。
17等身なら17等分に(^_^;) ありますよね…たまに…。
そんな単純なことなんですよ…。(私の認識がおかしくなければ頭を入れて数えるはず…まあ多少認識が間違っててもいいですよ)
こんな感じで。
そして、真ん中はだいたい、股の間です。
性器のあるところ。※これは絵柄によって違う事もあるので色々勉強してみてください。足が長いのがいいなら、股の位置を少し上げるとかしてもいいです。
↓この絵はマウスで書いたのでヤバイですがこんなイメージです。
紙に大きく描く時、小さく描く時は、同じ比率&頭身で拡大、縮小してください。
拡大縮小を頑張って描いてみてどーしても無理なら小さく描いて拡大コピーすればいいです。
顔のアップとか、バストアップとかも基本的に比率そのままでの、拡大縮小です。
これ、『毎回定規でセンチ測ってやってるの?』と聞かれたのですが、当然毎回ではないです。指でつまんでこのくらいかなーと、ざっくり測ったりしてます。慣れればだいたいこの位置はこのくらい、となんとなくできるようになる。はじめにキャラの全身設定ありきですが…。
設定しなくても、男女の雛形のような標準体型を決めてしまったらあまり考えずにできます。
顔だけ、とかアップとか描くときは何にもやってないこともあります。
描き慣れないうちは指で測ると結構(かなり)ずれてしまうので、定規の方がいい気がします。紙を折るのは跡がたくさんついて、どれがどれの折り目かわからなくなるのでやめたほうがいいです。(つまりやったことがある(´Д`;))
この棒人間が俗に言う『アタリを取る』というやつの正体です。
たぶん。
慣れるとだんだん早くできるようになるってさ…。
なれてる人は、これが白い紙を見るだけで浮かんで、傍目には紙に全く何も描いてないように見えてもサクサクいきなり描けるんですよー…。アニメーターさんとかすごいですよね…。
ラフに描く場合は別にやらなくてもいいです。イメージ先行でうまくいくこともある。
でもやったほうがいいよね…という感じ。
絵の基本、人間を描く時
人体は左右対称!なのでキャラ絵も左右対称!!
これができれば絵は描けます。これが難しいんですけどね…。
とりあえず、正面絵は一本、縦の線を引いて、股をど真ん中にして、左右対称にすればおかしいってことはないと思います。
あとはパーツそれぞれのバランスを上手くすれば完了。です。
困ったら定規で水平のガイド線つけて書くといいです。練りゴムでガイド線を薄くしたりして。濃くなりすぎたらトレース台使って良さそうな線だけ拾ったり。(下に失敗した絵を敷いて、光当てて透かして新しい紙に書く)
最終手段は、方眼紙に描くってことですね。あまり上達できない気もするのでおすすめしないけど、別に普通にやってもいい。方眼紙→トレースして白い紙、とかでもいいし。
要するにらしく見えたらいいんですよ…。
さてここからが本題。今までのは前置き。
パーツのバランスがうまく取れないんだけど…という場合
リアルな人体デッサンは置いておいて。
コミックイラストは記号です。なんで、だいたいこう描けばなんとかなるっていうテンプレのバランスがあります。
もちろん、色々人によって違うこともあります。
各パーツを描くときのポイントはまあ多分こんな感じです。
(すっごいお得だと思いますよ…ヽ(;▽;)ノ…チクショウ)
※私のバランス的な感覚で描いたので、人によっては違うと思います。
自分の好きなバランスで描いてください。
説明。腕のコツ。
①身体はだいたいそれぞれのパーツがそれぞれのパーツより太い、細い、という感じのがあるので、それを覚える。
※これは私の考える大体の理想のバランスです。
首と腕の細さとか同じような感じでも、太さは逆でも??(これはどうだろ?)いいですね。
この素体は女性だけど、男性は女性より肩幅、ウエストが少し太いとかそんなのもある。
各パーツをつなげるコツ。
②動く部分、関節をつなげる時は球体関節人形をイメージして描く。ラップの芯とボールみたいな感じ。
ちなみに胴体もそんな感じです。ウエストに大きなバスケットボールくらいの球がある。
首もそう。首の長さのパイプにボール(頭)がくっついてる感じ。
頭なんてただのボールさ!
↓腕のバランス。
説明。
ここにある、真ん中に線を引くと楽です、という線がいわゆる『正中線』です。中心線って書いてあったりするけど、別に呼び名なんて割とどうでもいい…。
✖はおへそです。
正中線は重心のときとかにも使う。これは見えない憎き仮想線なので、完成したら消してくださいヽ(;▽;)ノ
足の描き方ぽいんと。
ここでは足部分の正中線を消してますが、普通に下まで描いて左右対称の目安にするといいです。
きも~ち細く、1パーセントくらい、という数字は控えめな数字にしておきました。これはホントは私的に、3パーセントくらいの感覚です。はじめは極端に細くしすぎておかしくなる、ということもあるので、①ではじめに描いた各パーツの太さの比率を忘れずに頑張ってくださいヽ(;▽;)ノ
描けなくて泣けそうになったら、そんなに徐々に細くしようとせずに別にほぼ同じ太さでもいいです。なんでもいいです。
これ私の描き方なんで、書いててすごい悲しいです。手の内を晒す的な。
点線は足、腕の中心です。
膝とか、肘の関節のつなぎ目は少しだけ0.0001パーセンとくらい?細くするとサラっと描いてもそれっぽく見えます。たぶん。
ちなみに、頭身計算はあくまで、だいたいこのくらい…というバランスを決めるためのものなので、どこにどのパーツのどの部分を置くかが決まっているわけではありません。
同じく各パーツの太さのバランスも好きなようにしていいんです。
ウエスト細いのが好きなら細くしたらいいし、首細いのが好きなら細くすればいいんです。
別に首、腕、足を同じ細さ書いても問題ないです。たぶん。
(でも違和感のない絵は、ぱっと見で同じに見えても微妙にそれぞれのパーツの太さが違っていることもあります。あと繋ぎ部分がきちんと意識されていたりする)
各パーツの比率はお好きなように自分流にアレンジしてください。
キャラ設定を作って、毎回同じように描くのにはあるといいと思います。
この六等分にわけた、この線の部分は、いつもこの部分が来る、という感じ。
例)一本目の線には肩の線が来る、とか。
あとちなみに人の頭の大きさは大体一緒です。なので身長が伸びると、頭の大きさはそのままで頭身が増える。つま先からてっぺんまでがその人の身長になります。たしか。
左右対称も忘れないでね。
これだけわかってたら普通にしばらく練習したら、正面の立ち絵はそこそこ描けると思う…
ヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノ
頑張ってくださいね……OTL
最後に。
絵を真面目にやるのはやめたほうがいいです。
すっごい時間かかるから。
そんな感じです。
こちらも併せてどうぞ。
この記事が参考になったら投げ銭してみてください。
とても励みになります(^^)
仮想通貨お持ちの方はこちらから。サイドバーの投げ銭ボタンからもできます。
↓仮想通貨お持ちでない方も投げ銭できるみたいです。