sungenのイラスト練習ブログ

デジ絵練習や小説関連のブログです。オリジナルWeb小説のイラストなど。二次絵は刀剣乱舞がメイン。




透明水彩パレットの作り方。ついでに色見本も作ろう。

こんばんは。さんげんです。

さて、驚きの早さで頼んだアルミパレットとバラで買った絵の具が届いたので、早速パレット作りをしました(^^)

 

届いた時はちょうど、イラストに番号付けようと思って整理していたので、それが終わってからにしようと思ったんですが、…まあ気になるので、やっぱりやってしまおうという感じです。

 

 目次

  

前回の記事も併せてご覧下さい

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パレットを買い換えようと思った経緯があります。

まあ、だいぶ使ってなくてちょっと錆びちゃったからなのですが。

 

 結局、パレットはどれにしたの?

↓ こちらのアトリエさんの30仕切りの物にしました。

アトリエ 水彩パレット アトリエパレット No.1100 (30仕切)

アトリエ 水彩パレット アトリエパレット No.1100 (30仕切)

  

Amazonから発送だったので注文して二日で届いた。早っ…。

 

パッケージ

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以前のパレットと同じパッケージ(前のは24仕切りだったのでサイズは違う)です。

 

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こんな感じで紙に包まれてます。なつかしい…。

 

開くとこんな感じです(^^)わあ新品だ!!

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サイズ対比

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24色版のパレット、名刺(カド丸くしてあるけど普通サイズ)と比べるとこんな感じです。

横から見た写真取り忘れたので乾燥終わったらまた追加しますが、サイズが大きくなった分パレット自体の深さもほんの少し少し深くなったような気がする。2ミリくらいだと思います。別にそんなに気にならない程度。少し深くなってくれてたのは嬉しいです。

 

A4のコピー用紙と比べるとこんな感じ

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この方が大きさ分かりやすいかもしれない。

まあ…このくらいなら何とか絵机の右側に置けます。35仕切りになるとちょっと厳しい。

 

バラで購入した絵の具

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上から順に、※ホルベイン透明水彩です。

■ジョーンブリヤンNo1

■シェルピンク

■ペインズグレイ

ライラック

■インジゴ(インディゴ表記の方ががオシャレじゃないですか?)

■セピア

■グレイオブグレイ

 

絵具の空箱に入れて届けてくれました。ありがとうなんか嬉しいです。

なんでこのチョイスかというと、肌色とかグレーとか黒グレーとか意外と毎回作るのが面倒だからです。ショーンブリヤンNo2は持ってました。

近い色があるならさくっと使って、そこから混色した方が楽です。一から混色するのはめんどい。

 

で、並べ方ですが…。もうどうしようかなぁ。ってなりました。

色相順に並べるのがいいんですが。使いやすくカスタマイズしたいし。

ちょうど30色に収まるように買ったのであーでもないこーでもないと並べて…。

(白抜いて。白は前使っていた透明水彩の残りが結構あるのでそちらを使うつもり。固まっているけど溶かして使う。透明水彩は古くて固まったのも普通に使えるので捨てないよう注意)

 

 こんな感じになりました。パッケージが古いですが、同じホルベイン透明水彩です。

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もう絵の具を出した後の写真です(^^;)

ビリジャンだけちょっと少なかった。あと固かった。これはやっぱりこの絵の具の性質っぽい?含まれてる物で堅さとか違ったりするらしいです。この辺は気になったら調べてみて下さい。

買い足した絵の具以外は使いかけのものだったので、絵の具足りるかな?と思ったけど意外と余裕ありました。

状態も心配だったけど全く問題なさそうでよかった。

肌色はどうせ沢山使って補充必要だろうから少なめ。

 

これで後は、埃が付かないように新聞紙かぶせて乾燥させるだけです。

 

って、もう終わってる!!やり方は?

ってなると思うので一応書きます。

 

パレット作り詳しいやり方

チューブ並べて順番決める

色相を意識すると良いらしい。同じような色はまとめる。後は使いやすいように。

試しに肌色を端に持ってきてみました。白が入らなかったけどまあいいやもう。

どういう並びでもそのうち慣れる。

色の並び順はちょっと上の画像だと見にくいので下の方の色見本で確認してください。

といっても好きに並べれば良いんですが。

 

絵の具をしぼり出す

絵の具チューブだいたい半分くらい使って、写真くらいの量です。5mlのチューブですが意外とたくさん入ってる。

もっと沢山出しても良いし、もっと少なくても良い。でもあまり少なすぎるとまたすぐに補充しないといけないので面倒かもしれない。

ちなみに購入したばかりの新品なら、別に初めに洗う必要は無いです。水分は敵。

埃がやゴミあれば払うくらい。(なかったですが)

新品じゃないパレットを洗ってやるならしっかり自然乾燥させた後で。

 

絵の具のチューブが固い場合はラジオペンチで余裕です。

絵の具チューブ破らないように気を付けつつ。

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何故か下から作業スタートしました。上の色並び順が決まらなくて…。でもやっていくうちにもう順番とかなんでもいいか、って気分になった。

でも普通に上の段からの方が絵の具が手についたりする心配が少なくて楽です。

スタートーーーー↓

   ↓ーーーーー

   ーーーーー↓

   ↓ーーーーー

   ーーーーー↓

ってこんな感じに、折り返しで絞って行くと良いです。

ちなみに上手く平らにならないときは、絵の具チューブの頭でそのまま均しちゃって良いと思います。(キャップじゃなくて外した絵の具の出るところでチョンチョンと)

もちろんチューブの先に絵の具が付いてもったいない気分になりますが、だんだんどうでも良くなってくる。絵の具は消耗品です。気にしない。

口金はティッシュで拭いちゃえば良いと思います。

 

空気は入らないように。入ったらなんか適当な紙でつついたり均したりするか、お菓子作りみたいにトントンして抜く(今回あまり効果無かった)。

ちなみに、あまり平らになってなくても乾かす間に均等になったり、数回使えば表面が良い感じになったりするのでそんなに気にしないで良いと思います。

 

あと注意ですが、絵の具出したらできれば、水で濡らしたティッシュなどでネジ部分についた絵の具を綺麗に拭き取ってからキャップ閉めた方が良いと思います。

(濡れたままはよくないのでその後、乾燥したティッシュで拭き取る)

蓋が空かない…!!とか、開くけどバラバラと乾燥した絵の具が落ちてくるとかイラッとするので…。

 

乾燥させる

埃よけの新聞紙をふわっとかぶせて(かぶせるときは絵の具に新聞紙がくっつかないように注意)、湿っぽくない風通しの良い、静かなところに置いておく。ひっくり返さないように注意。

えっとどのくらいだっけ…。量にもよるけど、2、3日~1週間くらいだったかなぁ忘れた。

表面が乾ききるまで放置しておけば良いと思います。

埃よけが一番大事。

 

お手入れ・補充方法

…特になし。バンバン使えば良い。欲しい色を水を含ませた筆を使って溶いて使います。

ちなみに水彩パレット、この方法で作ったら洗えません。

洗わずに、溶かして使う前提です。洗えなくても気にしない。

洗わないでも大丈夫なんですが、混色部分(絵の具入れてないところ)は洗えます。でも水道はだめ!

けど、やっぱり新しい絵は綺麗なパレットから始めたい、混色適当にやったら場所無くなった…と言うざっくばらん派の人もいるので、そういう場合はぬらしたティッシュとか、水をスポイトで仕切りに沢山注いで、ひたすらティッシュで拭き取ったり、水を含ませた筆でこちょこちょやってきれいにしてみたり。

絵ってティッシュとかタオル無いとできないですよね…(^^;)

 

私はだいぶ適当です。

前のパレットは少し小さかったし、結構水含ませて拭き取ってた。

お好きなようにどうぞ。

今度のパレットは混色する場所決めて頑張ろう…。

イラストなら大丈夫だろうけど、大きい絵だと混色も結構場所が足りないときがあるのは仕方ない。

 広い部分に塗るときは紙パレットとか補助用のパレットがあると楽です。

 

絵の具の補充方法は、一色を最後まで使い切ってからその色をまた出して乾燥させるのがいいと思います。

気にならないなら、ある色をある程度使った状態でしっかり乾かして、その上にチューブから出して追加しちゃう→乾燥させる。エンドレスとか。

(このときしっかり他の色がまざっていないように、表面をぬらして拭き取って乾燥させた後、追加した方が良い)

でもこれ乾燥甘かったり、失敗するとごく希にですがカビるので、普通に一色ずつ最後まで使い切った方が良いと思います。

もし…どの色ももう全然無いし、どうしようもないわこれ、って時になったらパレットを丸ごと水道で洗って綺麗にしてまたイチから絵の具出して乾燥させても良いと思います。

ご気分で。

長期保存(全く使わない前提)の場合は水道で洗って空にしておいた方が無難です。カビとか、最悪、小さい虫が…という可能性あります。

 

イラストで使い終わったら、ティッシュで水分を拭き取ってパレットを二つ折りにして保管。

そこまで気にしなくてもいいですが、あんまり水っぽい状態にしてしめっぽい所に置いておくとカビます(^^;)

あとやっぱり埃に注意。パレットを2つに折り畳んでおくか、紙を上にかぶせておかないと埃がついて、うがあぁあ!!ってなります。

乾いてないと絵の具が垂れるので、しっかり乾いてから折り畳むのが良いと思います。

 

余談 筆の保管

…ホコリですが。これ筆にも言えます。

筆を筆立てに穂先を上にして立てておくのはあまりおすすめしないです。水彩とかの場合は特に。乾かして筆巻きに寝かせてぐるぐる巻きにして保管した方がいいです。

筆を滑らす度にイラストに埃が付くとかもうムキー!ってなる。

 

 

 色見本を作ろう!

 さて。そういう訳で、パレットはただいま乾燥中です(^^)

綺麗に出来ると良いなぁ…。

 

その間に色見本作ることにしました。

あれ?乾燥中じゃないの?乾燥が終わった後がいいんじゃない?

って感じですが、待ちきれませんでした。広げたついでに。

もちろん乾燥中のパレットから色を使う事はできないので、チューブからちょんと紙パレットに出して使いました。

 

まあ、うん。適当で。

ネットだと、どの方の色見本もすごいきれいで、おお、ってなりますが。

別にどの色が実際はどんな感じか、認識違いが起きなければ良いんですよ…。

 

色見本を作るときのポイント

色見本は小さめがいい

大きいとめっちゃ邪魔。おすすめはポストカードサイズ程度です。

これなら楽に持ち運べるし、ポストカードホルダーに入れておけば良いし。

 

一枚で済ませる

基本の色ならもう一枚で良いです。

以前、数色ずつ分けてリング綴じにして、めくって使うタイプにしてみたんですが、すっごい使いにくかったので。一枚で良いです。

 

こんな感じで。とりあえず作っていきます。

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並べ方とか、形とか、色々選択肢がありますが、まあ四角でいいやって感じで。

画用紙っぽいポストカードです。

左側(紙パレットの上)にちょんと絵の具出してあります。このくらいで。

 

塗り方も色々あるけど、濃い~薄い、が分かれば良いかな…。

区切り線は鉛筆でもなんでも。

並び方はパレットの順番で、5つずつ区切りで。分かれば何でも良い。

 

完成!

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色見本に直接色名を書く勇気が無かったので、フタ付きのクリアパックに入れてその上にマジックで書きました。

これはあらかじめ色名書くスペース空けておけば良いんですが忘れた。

上の方に色の名前を書き間違えた残骸が。勿体ないので散らばってる絵具を入れとこう。二回間違えてやり直した。

イエローオーカーをイエローウォーカーって書いちゃった。二回も。

別に表記揺れは良くあるんですが…。一文字違うと検索するとき面倒だったりする。

色名ってややこしいですよね。

 

左のやつは肌色の混色試しです。適当。

 

できた色見本はこんな感じです

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これでいいんじゃないですか…。取り出せるし。このままでも十分見えるし。うん。

文字がブレているのは影になってるだけです。

 

こんな感じです。

本やネットで詳しく書いている方いらっしゃるので、そちらも参考にしてみて下さい。

格好いい色見本とかパレットとか見ると、うおお、ってなります。

 

私は別段、水彩が得意とか上手いとかそういう事はないんですが、パレットが乾いたら頑張ってみようと思います。 

では(^^)